2018.06.11
連載!初のディール ~ 最終章 Majiで胃が開く5秒前。。。決済期日までのカウントダウン ~
こんにちは!マーブルの菅原でございます。
私の1号案件についてまとめてきた連載の最終回となります。ちなみに前回記事はこちら。(連載!初のディール ~ 第3章 仕入れ契約はしたものの。。。進まぬ銀行審査と恐怖の電話! ~)
胃が痛いというのは、ストレスがかかっている状態の慣用表現ですが、本当に胃に穴が開いた経験って皆さんありますでしょうか?
恥ずかしながら、私は、センター試験を直前に控えた2005年1月3日。
箱根駅伝の復路スタートの号砲とほぼ同時に、十二指腸潰瘍で救急車を呼んだ経験があります。
空腹時に胃の上の方が痛みだしたら、かなりのSOS信号です。。。
そして、決済までの2週間はまさにそんな感じでした。
売主からの電話を何気なく取ると今までの落ち着いた感じとは違って高圧的な感じでした。
「本当に決済できるんですか?違約とかでもめたくないんで、自己資金で決済してくださいね!上に報告しないといけないで、どこの銀行でどれだけ進めてるのか教えてください。こっちでも確認取るんで!」
という脅迫とはいかないまでもそれに近い電話。
オフィス近くのカフェで作業をしていた社長に、電話で泣きつき、ダッシュで急行!
「某銀行にいろんな業者が物件情報を持ち込み過ぎていて、融資審査が進められない、最悪融資が下りないかもしれないって担当者が言ってます。さらに、銀行と話した売主が自決済しろ!って高圧的に出てきています!」と報告する自分は顔面蒼白。
そんな報告を聞いても冷静な社長は
「契約後も売主がバックアップの業者を動かすために、物件情報をばらまいていたのだろう!売主の不誠実を攻めて、決済期限を延ばすように主張するべきなんじゃないか?」
と交渉方法とシナリオを授けてくれますが、もはやテンパって自分でも何を言っていいのやら意味不明。。。
ちなみにその時のテンパってた時に盗撮された写真がこちら
今でも「動画取っておけばよかった!」とからかわれています。。。
最終的には売主の協力も得られ、なんとか、他の業者の動きも止めることができたのが翌金曜日。
決済期日までの銀行の営業日は残り、7日ほど。
銀行担当者に頼み込み、なんとか間に合わせてください!とお願いし、あとは祈るのみ!
一日、いや一秒が貴重です。買主さまにもかなり無理なスケジュールで動いていただきました。
結果、融資の審査が最終的に下りたのが決済の5日前の金曜日。
開けて月曜日に金消契約、翌火曜日に融資実行でなんとかまとめることができました!
自分のミスもあり、買主さまには負担をかけてしまった部分もありましたが、滑り込みセーフで決済できました。
自分の一号案件として、一生忘れることのできない取引となりました。
本件での学びを次に活かし、投資家の皆さまのお役にたてればと思います。
また、最後までお読みいただいた皆様ありがとうございます。
皆様の投資の一助になれば幸いです。
菅原
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