2024.07.19
広告が行き過ぎていると感じます
こんにちは、マーブルの菅原です。
最近、若干意識髙い系向けだけれどもビジネスマン向けの信頼できるメディア媒体だと思っていたとある媒体が運営するYouTubeチャンネルで、ちょっとそれはやっちゃいけないんじゃない?という不動産広告番組を見てしまい、残念な気持ちになりました。
インフォマーシャルっていうジャンルなんですかね?情報番組の顔を被ったステマです。
ただ、不動産となると、昔の名前で出ていますっていうタレントが、あくまでお役立ち情報という体裁で、1万円程度の値段の健康食品を紹介するのとは、毛色が違うので悪質性が高いですよね。
そのメディアに対しての信頼感も一気に失ってしまいました。
MCは、昔朝の顔だった元吉本の芸能人。
新NISAだけではダメじゃないか?というテーマで、ワンルームマンション販売会社のセールス統括と日本株を押す外国人アナリストがディベートをするというスタイルの番組でした。
インフレに強い資産としてローンを活用して不動産を買おう!というのは、経済学の教科書に照らしあわせると正しい。
ワンルームマンションは頭金10万円からスモールスタートできる。
ほったらかしで大丈夫というようなメリットをうたい、不動産への分散投資のメリットを説くような内容でした。
ただ、そこで出てきた物件が、江東区の築10年、利回り4.5%の2,500万のワンルームマンション!
そして、会社の収支計画を見ると、この会社の強みがわかりました。
斡旋金融機関が自社のグループ会社のローンで、金利が1.45%で35年借りられるとのこと。
しかし、こんな強いローン商品を使っても、固定資産税分は赤字になるシミュレーション。
マーケットクラッシャーの呼び声高い常軌を逸した金額で高買いができるわけです。
ここを通して買った人、おそらく相場より400万~500万高く買わされてますよ!
YouTubeの番組概要欄には、Sponsored by 株式会社〇〇と業界最大手のワンルームマンション販売会社が広告主であることが書いてありました。
だったら、全編プロモーションです!と右上にでも表記しておくべきだ感じました。
狂犬と言われたMCも絶妙に急所には踏み込まず、彼らのセールスポイントの一つである管理物件の稼働率を連呼して終了!
さすが、トップまで上り詰めたプロの司会者ですね!
番組制作には金がかかりマネタイズをいかにするか?というのは制作者サイドの永遠の課題ですが、どこと組むのか?というのが一番大事だったりします。
広告費の集め方にも質ってあるよな、と感じてしまいました。
そして、自分のよく知らない業界では、知らず知らずのうちにステマに騙されているんでしょうね・・・
皆様の投資の一助となりますと幸いです。
菅原
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