2024.03.17
一都六県の人口推移データを見てみよう
こんにちは、マーブルの菅原です。
少し前ですが、こんな東洋経済でこんな記事がありました。
半減も続出「2050年人口減少率」関東市区町村350
https://toyokeizai.net/articles/-/727347
2020年の人口数と2050年の予想の人口数の比較をした記事で、最下位は30年で人口が1/4になる!というセンセーショナルなタイトルがつけられています。
このような記事が出ると、一棟アパートやマンションを中心とした収益物件投資はもうオワコンだ!というような悲観論も出てきますが、実際にそうなのでしょうか?
実際にランキングをみてみましょう。
1位~48位(減少が大きい順)にみてみてどうでしょうか?
ほとんど大半の市町村には行ったことがない方が多いのではないでしょうか?
そして150位までの町はほぼほぼ国道16号の外側で、そもそも論として収益物件のローンもつきにくく、皆様も投資を検討したことがないエリアではないでしょうか?
200位以降の市町村でようやくなじみのある名前の市町村が出てくるように感じます。
逆に言うと200位以降で今まで検討したことがなかったエリアは穴場のような気がします。
上位の市町村で意外だなと個人的に感じたのは、349位のさいたま市緑区(埼スタのあるエリア)と345位の埼玉県滑川町(元阪神タイガースの久保田投手の母校が滑川高校)ですね。
緑区は美園エリアで大規模マンション開発もあるので、言われてみたらそうか!とも思うのですが滑川は本当にわかりません。。。
ただ、今まで議論をしてきた後にこんなことを言ってしまっては元も子もないのですが、市町村のデータはあくまで市町村。
それぞれの物件のエリアや間取り(単身向けか?ファミリー向けか?)ということを個別に検討し、8部屋~10部屋をいかに家賃を維持しながら埋め続けられるか?というゲームですので、そのあたりでどこまでならリスクを取れるか?ということを個別に判断するのが投資家の皆さんの仕事ではないでしょうか?
上位の市町村の物件なら100%安心なんてこともないですし、逆にこのランキングで上位になったことで物件価格が不当に上がってしまうようでしたら、投資としてのうまみはないということにもなりません。
皆さんも一度、このデータをみて投資エリアについて検討してみてはいかがでしょうか?
皆様の投資の一助となりますと幸いです。
菅原
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