2022.10.15
この道50年!地場業者の社長の教え!
こんにちは、マーブルの菅原です。
最近は外回りをしていると、不動産業者の廃業が増えたのか?以前まで不動産屋だったところが廃業していたり、グーグルマップ上であった不動産屋がなくなっていたりというケースが散見されます。
コロナの影響なのか?引退のタイミングだったのかはわかりませんが、不動産業界の倒産は今後、すこしずつ増えていくのではないか?とも感じます。
さて、そんな中で、独特の経営哲学を持つ、印象深い社長との出会いがありましたので、そこで印象に残ったことを備忘録的に記事にさせていただきます。
西東京にある地場業者だったのですが、この道50年。80歳を超えても元気な社長がいる会社だけあって、店内は家賃をもってくる管理物件の入居者や、賃貸物件の申し込みに来る方で店内もにぎわっていました。
そして、とにかく話が長い。。。
飛び込みで初めましてから1時間半拘束され情報交換させていただきました。。。
そして、次回行ったときには覚えていないというのもあるあるな話です。。。
果たして案件をくれるのか・・・?
そんな、社長との話の中で印象に残ったエピソードを2つ共有させていただきます。
1.詐欺師との戦いは喧嘩力と頭脳が必要
エリア的に農家さんから物件を預かることも多いとのことで、そのエリアでは、あらゆる物件にその業者さんの管理看板がついています。
アパート業者の訪問を避けるために看板をつけさせてほしいという地主さんからの依頼で看板がついた物件もあるとのことで、自分が知らない物件にもうちの看板が付いているんだよ!ともおっしゃってました!
そんな社長には、農家さんが詐欺師まがいの連中に土地と建物をだまし取られてしまったケースの相談が年に1,2件あるとのことでした。
そして、詐欺師との裁判で91戦して90勝しているとのこと!
メイウェザー並みの戦績です!
オレが引退すると、自殺者が増えてしまうから95まで引退できないんだ!と言っていた社長。
反社に監禁されて脱出したこともあるとのことでした。
そこで大事なのが、裁判をする時に勝てるシナリオを書ける頭脳と、反社に監禁されても脱出できる喧嘩力とのことでした。
不動産取引での修羅場!のような経験はまだありませんが、体を鍛える必要性を感じさせられるエピソードでした。
2.不倫は懲戒解雇!
業歴50年の中でバブル期を乗り越えた社長の経験談とのことですが、バブル期に倒産した中小の不動産屋の多くは社長が愛人を作ったことにより、家庭が上手くいかなくなったことが原因で、商売もうまくいかなくなったケースが大半だったとのことです。
社長の会社で、唯一ある懲戒規定が「不倫しての離婚は懲戒解雇!」。
家庭が壊れていては他人の財産を預かる不動産屋はできない!とのことで愛人はご法度とのことでした。
まだまだ面白い武勇伝はいっぱいありそうな社長でしたが、果たして何時間拘束されたら物件が出てくるのか?というと再訪も気が重くなりますが、くれぐれも、さぼってるわけではないんですよ。。。
皆様の投資の一助になれば幸いです。
菅原
※無料コンサルティングについて※
弊社では、毎日1-3名限定で面談を行っております。(事前にご予約いただいた方のみ・オンラインも可)
収益物件購入・売却を検討されているお客様は、お気軽にお問合せページよりご連絡くださいませ。