2017.01.26
いまさら人に言えない「やりとり」
こんにちは、マーブル石原です。
先日とある飲食店を利用した際にレジの所で経営者らしき男性と店員さん(石原とあまり変わらない年齢と予想)との仲の良さそうな会話が偶然聞こえてきたのですが、その中で「ん?大丈夫かな?」と思う内容が。。。
どうやらその男性はお店の常連らしく店員さんに【白紙の領収書】を数枚用意するように指示している模様。
最初は断っていたようですが徐々に男性の「上手くやるから大丈夫」という言葉に誘導されている雰囲気でした。
結果的にどうなったのかまでは分かりませんでしたが、もし渡していたらと思うとゾッとします。
皆様ご存知の通り、まず発行者以外の人が勝手に記入すれば文書偽造の罪になりますし、仮に正規の金額を記入してたとしても重加算税が課せられ、場合によっては刑罰や逮捕なんてこともありますね。
そして本人が上手く調整出来たとしてもこれは渡した店側から発覚する可能性が高いのです。
税務調査の担当者は怪しいお店を本能で感じとり「反面調査」という裏付け調査をおこなうということです。実際石原も飲食時代に、羽振りも感じも良いお客さんなのでリピートしてもらおうと必死に対応していた所、次の日税務調査でお店に現れたという経験がございます。(怪しいお店という事ではなく、店舗の目の前が税務署だった為、偶然の調査だと考えますが)
ということもあり、飲食店の店員ももっと税金について勉強するべきだと実感いたしました。
これから石原もより知識を付け、営業マンとして数字で説明出来る様になるのは当然のことですが、
同時に飲食店の従業員にも勉強することの大事さを伝えていきたいと思います。
今後とも石原の成長を見守って頂ければ幸いです。