2023.04.16
2回目の立ち退き案件 ~ 閑話休題 土地の歴史を知る ~
こんにちは、マーブルの菅原です。
今回は、一回お休みした、立ち退き案件についての記事の続きです。
ただ、入居者とのエピソードは、かなり胸焼けするので、、、
一旦別の話題にします。
ちなみに、前回の記事はこちらです。
http://marble-estate.com/blog/2%e5%9b%9e%e7%9b%ae%e3%81%ae%e7%ab%8b%e3%81%a1%e9%80%80%e3%81%8d%e6%a1%88%e4%bb%b6-%ef%bd%9e-%e2%91%a2-%e8%a1%8c%e3%81%8d%e5%a0%b4%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%a1%8c%e3%81%8d/
立ち退きが完了し、販売を開始したところ、早速買付が入り、いい金額でハウスビルダーに売却ができそうです。
運動会じゃないですが、販売完了までが立ち退きですので、決済までしっかりと進めていたければと考えております。
ちなみにこの物件、行徳駅まで徒歩15分程度で、大通りに近いエリアにも関わらず、用途地域が第一種低層住居専用地域という、建物の高さが10m以下の低層でしか建てられないエリアです。
これがもし普通の建ぺい率60%、容積率200%のエリアだったらもっと金額が伸びたのですが。。。
やはり、土地の値段はどんな建物が、どれくらい建てられるか?で金額が大きく変わってきます!
では、なぜこのエリアが第一種低層住居専用地域なのか?
そこには歴史が深くかかわってきます。
勘の言い方は行徳ということでお気づきかもしれませんが、このエリア、天皇家の鴨場「宮内庁新浜鴨場」が近くにあります。
今上天皇が、皇太子時代に雅子様にプロポーズしたことで有名な鴨場です。
そしてこの鴨場が近いことで、陛下の鴨場を見下ろすような建物は建てないようにするために、第一種低層住居専用地域と用途地域が設定されたとのことです。
地場の業者周りをしているときに教えてもらいました。
用途地域の設定に土地の歴史が絡む教科書的な事例ですね。
皆様も自宅や保有物件の土地の歴史調べてみてはいかがでしょうか?
さて、次回からは、愉快な入居者との立ち退きエピソードについて書かせていただきます。
皆様の投資の一助となりますと幸いです。
菅原
※無料コンサルティングについて※
弊社では、毎日1-3名限定で面談を行っております。(事前にご予約いただいた方のみ・オンラインも可)
収益物件購入・売却を検討されているお客様は、お気軽にお問合せページよりご連絡くださいませ。