2022.05.28

話題のLOOPシェアサイクルに乗ってみた

こんにちは、マーブルの菅原です。

最近、都心部を中心にLOOPのポートが増えてきているのを、投資家の皆様も見かけているかと思います。

少しずつ気温もあがってきて、歩いて業者周りもしんどくなりそうだな!と思い、いい移動手段がないか?と思いLOOPの登録をし乗ってみました。

LUUP(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ

 

当社の保有物件の一部には、ハローサイクリングの電動自転車のポートを設置することで、少額ながらも収益を出しながら入居者の利便性向上、並びに菅原の物件調査時の利便性向上を図っておりますが、流行りのLOOPの導入を検討するにあたって、実際にユーザーの目線に立って検討してみました。

 

以前のレンタサイクルの紹介記事はこちらです。

http://marble-estate.com/blog/%e6%9c%80%e8%bf%91%e3%81%ae%e7%a7%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e6%b0%97%e3%81%ab%e5%85%a5%e3%82%8a/

 

一度利用してみて、結論からいうと、公道で走れるLOOP導入は危険が多い割には、メリットが少ないように感じます。

その理由をいくつか挙げてみます。

①借りるタイミングで返すポートを設定する必要があるため、利便性が低い

ドコモの赤い自転車は、ポートの最大許容量もなんとなく設定されている感じですが、LOOPについては、借りるときに返すポートを設定して利用を開始するため、利用者が多いエリアでは希望の場所で借りて、希望の場所で返すというのが難しいケースもあると思います。

駅前のポートが満車だったり、駅前に車両がいっぱいだった場合の振り分け作業はどのくらいの頻度で行われているのでしょうか?

 

②リミッターがありスピードが一定であることが不便で危険

疲れず早く移動したいため、LOOPに乗るという前提に立った時に、リミッターで最高速度が15キロは正直物足りないです。

そして、この15キロのリミッターがあることが危険だな!と感じさせる原因にもなっていますし、利便性が悪いと感じさせる理由にもなると感じます。

例えば、もう少しで信号が変わるな!といった際に、15キロの一定のスピードで走っていると、人が走るよりも遅いスピードのため、ギリギリで交差点に入ってしまったら、交通の妨げになるケースは多いだろうなと感じます。

そして、自転車や車に乗っている際に、人や障害物を交わす際に、無意識的に3Dで奥行を意識しているかと思いますが、15キロでリミッターがあり、ほぼその一定のスピードで走るということから、前後の奥行が使えないため危険、事故が起きるというケースもあるのではないでしょうか?

 

③細長いキックボードは視認性も安定性も低く危険

軽車両として車道を走ることが義務付けられているLOOPですが、慣れていないこともあるかと思いますが、自転車より安定性が低いように感じました。

そして、横幅が狭いこととドライバー目線で見たときに自転車に比べて薄いこと、LOOPの動き方にドライバーも慣れていないことから、横をすり抜ける際は結構怖いです。

乗っていてなんかこわいといった印象でした。

 

今後大きな事故が起きることなく、ポートがもっと増えていけば利便性も向上するのでしょうか?

ただ、個人的には、今のままだと今後は利用しないだろうと感じます。

 

また、大家目線での場所貸しサービスとしては、どのような料金体系になっているか?は不明ですが、このような場所貸しは収益物件の収益の中では、おまけ程度のものと推測されますが、自転車ほどメジャーな乗り物でもないこのLOOP、どこまで行政のお金が入っているか?はわかりませんが、大きなトラブルが発生して撤去!なんて可能性もあるかな、と感じてしまいます。

 

皆様の投資の一助となりますと幸いです。

 

菅原

 

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