2023.09.10

自主管理の恐怖~高齢の売主には気を付けよう~①

こんにちは、マーブル石原です。

つい先日、北関東にて3億近い大型物件の仕入れ契約があったのですが、”売主様の自主管理”という事もあり、少しばかり通常の契約より手間がかかりましたので個人的にびっくりしたことをご紹介致します。

 

まず初めに誰しもが思い浮かぶ項目だとは思いますが、

正確なレントロールがいつまでも出て来ない。

という事です。

売主様の口座への入金や、賃貸借契約書を基に作成しているはずなのですが、契約書の金額と入金金額がずれていたりするのか、毎回違ったレントロールが出てきます。

しまいには契約3日前になって実は2部屋追加で空室になってましたー

いやいや結構シャレにならないですよ!?

金融機関の融資条件も現況の状態を基に審査しているのですから!!

 

という事で売主様に確認すると・・・

自分は知らない、勝手に退去したんだろう、そもそも全部知り合いに任せていたからそいつが悪い・・・?!

新情報が出てきましたね。

 

この物件まさかの”入居者の1人”が物件全部屋の鍵の管理や入退去の通知受領、客付け業者さんとの連絡役と管理会社顔負けの働きをしていたのです!!

そんな人がいるならその人に聞いた方が早いやん!

と、挨拶に行くと

ああ、売主とは長い付き合いだからね、なんか頼まれちゃってさ、共用灯とかも俺が交換してるんだ!!

と結構自慢げに話すもんですから頑張ってくれていたのですね。

ですが・・・もう少し早くその情報を教えてくださいよー、入退去の情報はその人の方が詳しいんですから。。。

 

そこから退去した時期を確認して、売主様がこの件知らなかったと言っていましたが?

というと、俺は伝えてるよー、売主は高齢だからねー

はい、恒例の言った言わない問題。。。

 

さて、どうしたものか。。。

この2部屋は意図的に空室という情報を隠されていた可能性もある。

 

このままでは契約も出来ないと困っていると、そこに救世主が!!

 

次回売主の娘登場!?、この物件は私が契約、決済に向けてお母さんを説得します!!

 

皆様の投資の一助になれば幸いです。

石原

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