2024.06.08

国立のマンション解体 その理由は正当か?

こんにちは、マーブルの菅原です。

blogネタがないと思っていたところに、すごいニュースが飛び込んできましたね!

 

国立のマンション、積水ハウスのブランドマンション、グランドメゾン国立富士見通りが完成間近にして解体とのことです。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240607-OYT1T50165/

 

理由として理解できないのが積水ハウスが発表した「マンションの構造に問題はなく、法令違反もないが、景観など周辺環境への影響の検討が不十分だった」というコメントです。

上場企業でコンプライアンスが叫ばれる昨今で、近隣説明会を実施したり、市の建築指導課と景観計画についての協議等は行われたうえで、適法な手続きを経て建築確認が下りて建物が建てられたはずです。

 

なお、以下のコメントは手続きに不備がなかったことが前提です。

また、市民活動家たちはよくやった!と思い、気分を害する方は読まないでください。

 

当社で保有している再開発が決まった区分マンションについても、近隣説明会がなされ、その中の一人から、誹謗中傷に近い妄言のようなことを言われているというケースもあり、議事録を読んで思わず笑いをこらえられなかったというケースがありましたが、新築マンション計画では思った以上にちゃんと手続きを経て開発が決定されます。

 

市民活動家たちは何の権利をもってお気持ちを表明したのでしょうか?

まず、最近移り住んできた人たちは文句をいう権利はないはずです。

不動産売買の時の特約に、「本物件周辺は第三者所有地となっており、将来において開発事業及び建物の建築、または再築がされる場合があります。その際、周辺環境・景観・眺望・及び日照条件等が変化することがあります。」

というような内容の特約記載があるはずで、それをノールックでサインしたのはご自身ですよね?

また、先祖代々その地域に住んでいたとしたとしても、違法行為をしていた場合は解体するのはわかりますが、適法な手続きを経て、行政手続的にもクリアされてから建築された建物ですよね?

 

なお、別の記事では、協議の結果、11階建てから10階建てにプランを変更したとの記述もありました。

配慮や協議がされていることの証左に思えます。

 

もし、住民が騒いだら適法な手続きを取っていてもひっくり返されるとしたら、法治国家の運用として問題があるように思えます。

積水ハウス側によっぽどの違法行為や脱法行為がない場合、抗議すればなんでもできてしまうという悪しき前例になってしまうように思います。

 

そして、行政側も、ブック破りをする自治体だというのが明らかになると投資や開発を受け入れることができず、衰退への道をたどることになるように思いますが。。。。

 

もし仮に私が開発を主導した立場だった場合、「お気持ちを表明するなら金払ってその土地買取なさいよ!」と思うはずです。

 

グランドメゾンシリーズの悪評が広まることが困るという判断もあるのでは?ということですが、逆に物件を取得した側だったら、唯一無二の富士山ビューマンションとして高値転売を決める!ということもできたのでは?

この発想はさすがに業界に毒されすぎですかね?

 

話は変わりますが、日本代表の伊東純也の件も、、、(以下自粛)

 

菅原

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