2024.11.08

囲い込みについての規制が入るようです!

こんにちは、マーブルの菅原です。

blogのネタがないな~と困ったので、昨日参加した1000人規模の業者会でゲットした、全国賃貸住宅新聞の過去1か月分をざっと眺めて、気になった記事について感想を述べてみます!

 

「売買仲介、囲い込み処分へ 年明け宅建業法の省令改正」という記事について私見を述べさせていただきます。

 

来年の1月1日に囲い込みを規制する宅建業法の一部改正が行われるようです!

直近の法改正については宅建試験でも狙われたりということもあるので、囲い込みについてそういえば話題になっていたなぁ、、、

 

投資家の皆さんも一度は聞いたことがある囲い込み!

物件を預かった業者が、両手取引を狙って客付け業者にあの手この手で案内させず、知らぬ間に物件が成約しているあれです!

 

 

でも当たり前ですよね!

一つの物件を預かって物元になるために、時間・人間関係・広告費等のコストをかけているわけで、その中から少しでも利益をあげるようにするのが資本主義ですから!

片手でやるのは大手だとN村さんくらいですよ!

 

で、記事を読むとレインズ上のステータス管理で虚偽記載を行うと宅建業法上の処罰の対象になるようで、売主に物件情報を確認できるQRコードを発行する機能もつくらしいのですが、果たしてどれだけ効果があるのか?

 

一部インフルエンサー(YouTubeの動画を出している最近独立した経営者)とかが、エックス上でも大手に囲い込みにあって紹介できない!という怒りの声をあげているのをみましたが、仕入れをしている私の立場からすると、

「先に物件を紹介してもらえるような関係を物元業者と築けなかった瞬間に負けだ!」って思うのが正しい営業マンの姿かなと思います!

 

相手を恨んでも物件はもうなくなっているので、次にどうやったら紹介してもらえるか?ということを考える方が建設的ですし、ふわっとしたルールしか作れないこの業界で、ルール変えろ!って叫ぶのは無駄だなと。。。

業界に入ったばかりのころはふざけんな!と思いムカつきましたが、今ではなんとも思わなくなってしまいました。

この業界に少し染まりすぎてしまっているかもしれません。。。

 

ただ、レインズのステータス管理を変えたところで、一般媒介であればレインズの登録義務もないですし、レインズ登録することで処罰の対象になる可能性があるなら、専任媒介なんて巻かないで、一般媒介を結んでおいて、いかにほかに行かれないようにオーナーをグリップするか?という寝技をガンバルのがこの業界らしい仕草かなと笑

たぶん、専任媒介以上の媒介を巻く件数が減って、レインズに登録される物件数が減るようになると思うんですよね、この改正。

そもそも事前に媒介契約をちゃんと巻いているのかっていうのも怪しかったりするので、、、、

 

結論!この程度のことでは囲い込みはなくなりません!むしろ事態はもっと悪化する方向も含めて考えないといけない気がします。。。

 

皆様の投資の一助となれば幸いです。

菅原

 

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