2022.05.01

割安な不動産を買う方法を教えます!④

こんにちは、マーブルの菅原です。

割安な物件を買う方法を教えます!という、タイトル詐欺で買えない理由について書いた理由の記事の最終回です。

前回の記事はこちら

http://marble-estate.com/blog/%e5%89%b2%e5%ae%89%e3%81%aa%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e3%82%92%e8%b2%b7%e3%81%86%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%82%92%e6%95%99%e3%81%88%e3%81%be%e3%81%99%ef%bc%81%e2%91%a2/

最終回は、割安な物件を買えないとしたときに、投資家としての心得について、書かせていただきます。

 

 

① 安く買いたいのなら、業者になるしかない

この連載で再三お伝えしてきたように、割安な物件などないと思って物件情報に接するようにしましょう。

業者との面談等で、「割安な相続物件をください」と言っても、一見のあなたには、回ってきません。

どうしても安く買いたければ業者になるしかないのです。

それでも、割安な物件を買えるようになるには時間がかかるのですが、、、

 

そして、私は不動産屋に努めていますが、実需は扱っていないため、自宅として割安な物件を買いたいと思っていても、目の前に割安な実需物件は回ってこず、今も賃貸暮らしです、、、

 

② 目の前に来た物件は商流に関わらず判断をする

業者が売主だ!とか、三為だ!とかその商流にこだわっていても買えません。

一般的に投資家さんは、目の前に物件が来た段階で、他のルートを模索することはできないわけで、その金額が自分の投資基準の中で適切なのか?ということ、そしてそれは取れるリスクなのか?という点に判断の基準を置くべきだと思います。

 

③ その時々に合った尺度で物件を探す

物件価格は、ずっと右肩上がりで上がっています。

5年前にかかれた本で、Aという著名な投資家が利回り〇%以上で買いましょう!と言っていたから、その基準でないと買わないなどと言っていても、5年前に比べて物件価格は高騰しているのでまず相手にされません。

その金額になるなら、自分で買うよ!と思われてしまうケースの方が多いのではないでしょうか?

①でも書いたように、相続案件等で割安な物件は不動産業者がワンタッチして相場に引き直されるケースが大半です。

それを、割安な金額だと思われる水準まで指値をしても交渉はまとまりません。

そのタイミングで買える利回りの物件で、保有に耐えうる物件を買う

 

④ 個人投資家は時間を活かす

個人投資家と不動産業者の一番の違いは、長期投資で時間を活かせることです。

不動産投資も株式投資等と同様なのです。

不動産屋は、業として毎期毎期の売上と利益を求められますが、個人投資家の皆様はは即利益を確定する必要がない(長期の融資)で時間を味方につけることができます。

そして、時間を活かすことで、長期保有することで、残債に対しての利回りを改善させていき、いつ売っても利益を確定できる状態を作りながら物件購入を進めていくというシナリオがいいのではないでしょうか?

 

別に損する物件を無理して買えと言っているわけではないのですが、上記のようなことを理解しているかどうか?で相手をする不動産業者のあなたへの対応も変わってくるのではないでしょうか?

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

 

菅原

 

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