2023.07.08

メンテナンスは適切に。。。

こんにちは、マーブルの菅原です。

今回は仕入れのために見に行った任売案件についての話題です。

場所は都内の東側、駅距離はあるものの大通り沿いで、築30年程度の鉄骨造のアパートの入札の話しがあったので、任売を取り仕切る元付業者の立ち合いのもと、物件調査に行ったのですが、その物件が結構衝撃的だったので、記事にさせていただきます。

 

都内の物件であるにも関わらず、目線が10%程度とのことで、任売だし、良い仕入れになるのでは?と思い現地に向かったのですが、ついた瞬間にテンションガタ落ちしました。

そんな物件の外観がこちら!

 

そして、タイルは一部剥がれておりました。

建物の裏側を回ってみても、貯水槽はこんな感じですし、外壁のボードには亀裂があります。

階段裏の鉄部は錆びだらけで、軒天は剥がれまくり、、、

久しぶりにこんなにひどい状態の物件をみました。。。

 

現況渡しという、最上階のオーナールームは、残置物てんこ盛り。。。

屋上にも上ったのですが、勾配がおかしくなっており、案の定水が溜まっておりました。。。

 

そして、屋上から降りるときに発見してしまったんですよ、外階段の手すりが朽ちていることを。。。

めちゃくちゃ怖かったです。。。

 

写真を見ると信じられないかと思いますが、これでも登記簿を見ると築30年の鉄骨造です。。。

30年、何もメンテナンスをしないとこのようになってしまうんですね。

雨漏りもするようですが、どこからだかわからないとのことでした。。。そりゃそうだ。

こういう物件を見ると、適切にメンテナンスをすることの重要性を実感させられます。

 

逆に、不動産屋はときたま、このようなヤバい物件に出くわすことがあるので、多少のヘアークラックがあったみたいな話しで、鬼の首を取ったように、それを理由に指値交渉をしようとすると嫌がります。

「いやー、大したことないですよ。」と言われておわりだと思いますし、そんな細かいことばかり言う人には売りたくないな(不動産屋はめんどくさがりで、決済後にもめることを極端に嫌がります)と思われるのがオチです。。。

 

さて、週明け、入札の要綱が送られてくるのですが、この修繕費を見て10%目線での仕上がりを期待するとなると、どのような金額を出すべきなのか。。。

 

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皆様の投資の一助となりますと幸いです。

 

菅原

 

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