2023.12.17
恐怖!?忍び寄る漏水・・・
こんにちは、マーブル石原です。
今回は築古の物件に起きがちな漏水被害についてのお話です。
最近弊社の管理物件や、知り合いの投資家さんから相談が相次いでいるのが、”室内被害がないタイプの漏水です”
どういったことかと言いますと、
水道メーターから室内まで伸びている給水管のどこかから漏水しているという事です。
直接的に室内に水濡れ被害が出ないので、見た目では漏水しているかわからないのです。
気付くのは水道メーターの検針時です。
あれ?なんかいつもより水道代高くないか?
というところから水道メーターが回り続けていないか等確認して気付きます。
さぁ気付いたはいいものの、このタイプの漏水は直すまでが大変です。
どこで漏水しているか探すのが本当に難しいです。
漏水が考えられる箇所を消去法で探していきますので、木造住宅ですと比較的早く見つけられます(壁の開口も楽に出来ますので)が、
RC物件ですと本当に大変です・・・躯体がコンクリートで給水管がコンクリートの中に埋まって埋まっていた場合にはもう・・・
時間とお金がいくらあっても足りないレベルです。
さて今回ご相談頂いたケースは、幸いな事に木造住宅でしたので、外壁を開口して調べる事が出来たので、直ぐに原因箇所が特定出来ました!
給湯器から浴室に繋がるお湯の給水管が劣化していました。
なお、築30年前後の住宅はこの給水管が銅管というのが当たり前で、つい10年程前までは当然のように使われていたのですが、
銅管の劣化は結構起きやすく、15年から20年くらいで結構穴があいたりします。。。
(何でそんな管にしてるか?銅に殺菌作用があるからという事です)
最近の住宅は”架橋ポリエチレン”という樹脂素材が使われる事が多く、大分漏水事故が起きにくくなってきています。
という事で、築古の物件をお持ちの皆様
この銅管から水漏れしない事を祈りましょう・・・
弊社の職人は比較的漏水箇所を探すのが得意ではありますので、漏水が起きたらお気軽にお問い合わせ下さい!
駆けつけられるエリアに限りはございますが、できる限りのご対応を致します。
石原
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