2021.06.19

自宅(マンション)を買う上で意識した方がいいこと

こんにちは、マーブルの菅原です。

今回は普段と全く毛色の違う記事を書かせていただきます。

当社で仕入れた区分マンションを売りに出したところ、反響が多数あり即完売となりました。ありがとうございます。

また、実需の物件の仲介をするケースもあり、収益物件とは全く違うフィールドで動いた中で感じたことをまとめます。

 

結論から申し上げますと、実需物件は今、市況が本当に加熱しています。

 

ただ、その中でも物件を買える人、買えない人がいるわけで、欲しいと思って物件を購入するために、意識しておいた方がいいこと、優先順位付けの参考になりそうな項目を3項目列挙します。

本当はもっといっぱいあるんだと思いますが、仲介会社の担当者の目線で重要だと思うポイントをとりあえず3つです。

 

格言?1 自分がいい(安い、なかなかこの物件でない)と思っている物件は他人はいいと思っている

 

とにかく市況が過熱気味なので、スピード勝負となります。

そして、ポータルサイトも充実している今、熱心に物件を探されている方は、毎日のように新着物件を探しています。

私のような収益物件を専門にしている業者よりも、消費者の皆さんが興味ある物件やエリアについては皆様の方が詳しいはずです。

そうすると、人気物件、相場より少しでも割安に見える物件については週末に複数件の案内が入ります。

さらに、案内したお客さんが本当に買えるのか?ということを仲介会社としても気にします。

契約するにしてもどこかで事前承認取得後でないと契約できないので、確定申告も終わったこのタイミングで、どのような物件であれば、いくらまで借りられるのか?といった、ローンのあたりをつけておく作業を先にしておいた方がいいでしょう。

 

格言?2 学区にはこだわるな!

 

お子さんをお持ちの方は、学区にこだわる方も多いです。(私にはまだ子どもがいないこと、小中高と公立だったこともあり、あまり実感がないのですが。。。)

特に、サイズが手狭になってきたので、近隣に転居みたいなケースだと、今通っている学校から越境できるのか?など、色々と考えるファクターが増えてしまいます。

ただ、越境が可能かどうか調べている間に物件は売れてしまった、、、なんてケースも多いはずです。

物件が出てきてからそこの対応をするとまず間に合いません。

もし、売主や仲介の立場だとしても、下記のAさん、Bさんを見比べたらどちらと契約するかは明白だと思います。

A → お客さんは子どもの越境等色々と考慮したいと言っていて時間がかかりそう、かつ越境が上手くいかなかったら最悪白紙解除もあり得る

B → 客さんはローン以外で解約になるリスクが少ない。

当然Bさんと契約するでしょう。

 

大手仲介会社のスタッフは土日になると本当に1日に数件の案内をこなしております。

ニーズが決まっていることは本来はいいことだと思いますが、細かな要望を書きすぎると、めんどくさいお客さん認定されて、まともに取りあっていただけない可能性もあるのではないでしょうか。

悪意を持った言い方をすると80点の物件を紹介して、案内したとしても決まらないような人の相手をするほど暇では絶対にないです。

学区にこだわりたいのであれば、そのエリアの物件であればなんでも買う!くらいでないと買えないでしょう。

 

格言?3 過去の成約事例にとらわれるな

 

過去の成約事例を見ても絶対に今の売買価格より安いです。

新築分譲時の価格よりも値上がりしている物件もかなりあります。

そのため、過去の事例をみても物件は買えなくなります。ええ、それで買えないのが私です。。。

清水の舞台からエイヤーで飛び降りる感じで、ジャンピングキャッチしないと都内のマンションなんて買えません。

不動産は、同じ物件が2つとないため、その物件をそのタイミングで買えないと一生買えないということも想定されます。次に似たような物件が出てくるという保証はありません。

出てきたとしても、そのタイミングでその物件が、その時の自分に魅力的に映るかもわかりません。

鍋をやろうと思ってスーパーに行って、長ネギが無いから少しお金を出して下仁田ネギにしようなんてことにはならないのですが、そこを理解しないと次に代替物件でよりいい物件が出てくるだろう!と思ってしまうわけです。(この例え、わかりやすいのか?料理しない男子だとバレてしまいます。。。)

特に、自分は目利きができるなんて思っているとドツボにハマります。。。

あ、これ、自分ですね。。。反省します。

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

 

菅原

 

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