2019.04.14

実録!?競売物件再生物語~2章 旧所有者の家賃横領!?回収編その2

こんにちは、マーブル石原です。

桜もだんだんと散っていき季節の変わりを感じます。

お花見をしていた際に、全国の桜の代名詞「ソメイヨシノ」が実は一本の木から接ぎ木して植えられ、増えていった”クローン桜”という事を耳にし、

時期がくると一斉に桜が咲く現象に根拠があったのか!と驚いております。

ちなみに小山市では「ソメイヨシノ」の他に、小山市原産の「思川桜」という桜もあり、「ソメイヨシノ」より約一週間遅れて開花するため、まだまだ桜が楽しめます。

 

さて、連載中の競売物件物語ですが、前回は旧所有者が支払うべき家賃を使い込んでしまい、支払う事が出来ないという内容でした。

前回の記事はコチラ

旧所有者はここまでやるのか?!という顔をしておりましたが、業界ではもっと激しい?!回収の仕方をする企業もある中で一般的な金銭支払いの念書を作成し、(ついでに免許証のコピーと、旧所有者の実家の住所と緊急連絡先は控えておきましたが)翌月の回収日までは大人しく週一回の電話連絡だけというのは良心的な対応だと思います。

決して参考資料の”某漫画”の影響は受けていませんよ。。。

そして残金20万の回収日、夕方6時頃に旧所有者と対面。第一声が

旧所有者:石原さん、今日10万しか用意出来ていません!!来月もう10万支払でよいですか?

 

やはりこうなりましたか・・・

予想していたとはいえ、ここまで予定通りの回答が来るとは逆に驚きです。

とはいえ、自分もこのまま帰るわけにも行きません。(決して全額回収するまで帰れないとか怪しい理由があるわけではありませんよw)

あれこれ旧所有者と話をしましたが解決出来そうにないので、

 

石原:とりあえず実家に電話してください!ここで今すぐに・・・

 

そしてこれから訪問する事に。。。

夜8時過ぎに旧所有者実家に到着。

これまでの経緯と、念書の事を伝えてしばし待機。。。

 

もう”おばあちゃん”と呼ぶべきであろう旧所有者のお母様から足りない10万を受領。ある程度この事態の予測はしていたみたいなので、ゴネる事はありませんでした。

旧所有者のプライドが邪魔して実の母親に頼めなかったのでしょうが、結果的にそのプライドが傷つく事態まで発展してしまったのですから、早めにお願いしておけば良かったのでは?と思います。。。

 

やっと家賃を回収出来た石原ですが、正直に言って二度とやりたくない作業です(取り立てを平然とできる人は本当にメンタルが尋常ではないと思います)

とはいえ、中々経験出来ない事を経験できたのは確かなので、これからの人生に役立つ事でしょう・・・

 

今回の件から自分が得るべき教訓は

一度噓をつくとクセになる

旧所有者も石原なら適当な噓で騙せる、のらりくらり返済出来ると思ってしまったのでしょうが、残念ながらそれを許さない社長がいるのですよ!

 

 

次回は購入後の再生についてふれていきたいと思います。

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

 

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