2017.04.22

宅配ボックス普及に伴い・・・

こんにちは、マーブル石原です。

最近急に暖かくなり、ようやく春を実感できるようになりましたね。

さて、大手宅配業者の人手不足や再配達問題で、自動運転による無人配達の実験等、新たな配送サービスを検討している企業もあるそうですが、まず注目されているのが宅配ボックス設置ですね。 (宅配ボックスを紹介した記事もございますので、よろしければご覧ください。)

宅配ボックス設置しますか?

宅配ボックスを設置する企業に対して、設置費用を補助する制度が4月より開始になり、宅配ボックス設置が今後加速すると考えます。

そんな新制度の導入時や、企業の新たな試みが形になろうしている時に決まって現れるのが、それをなんとか悪用できないかと考える悪い人たちです。

最近では、賃貸集合住宅の空室を利用したケースが増えています。

一番多い手口が、まず不正入手したカード情報等で購入した商品の送付先に空室を指定。次にポストに投函された不在票を入手し、記載の暗証番号入力をおこない持ち去るという単純なものですが、普及が進むことにより、こういった事件に知らないうちに巻き込まれる可能性もあります。

また、空室を使った別の手口として、現地キーボックスで保管している鍵を利用し、あたかも住んでいる様に見せかけ、空室で商品を受け取るという被害も増えてきているそうです。(そういう人たちは使用した鍵はしっかり元に戻すので気づかれにくく厄介です。)

アパート事業を行う上で空室が無いのが一番ですが、もし空室が出てしまった場合は、宅配業者が空室と認識しやすい工夫を行うのと同時に、悪い人たちは、入居者や、仲介業者になりすまし、管理会社からキーボックスの場所や開錠番号を聞き出しているそうなので、内見時の対応や仲介業者確認の方法など、管理会社に対しての注意喚起が今まで以上に必要になってくるのかもしれません。

今後、配達員と管理会社との連携や、対応策が講じられていくと考えますので情報を集めて皆様にお届け出来ればと思います。これからも精進してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

マーブル石原