2021.06.01

売却活動とレインズについて

こんにちは、マーブルの菅原です。

立ち退きのエピソードは次回に譲るとして、たまには、まじめな不動産ネタについて記事にさせていただきます。

 

最近、当社で仕入れた商品物件を立て続けに販売するケースがあり、考えさせられることがあったので、愚痴を記事にして吐き出します。

 

不動産屋はレインズが嫌いで、レインズに出ている物件なんて、出涸らしだ!みたいなことをいう方もいらっしゃいますが、みんなレインズをよく見ております。

特にレインズに何かしら特徴のある物件を載せていると、似たような案件の紹介があったりした際には、レインズ見たんですけれど、こんな案件買えませんか?営業を受けるケースもあります。

レインズは不動産屋にとって、本当に広告として機能しているんだなと実感しました。

 

ただ、レインズをみんな見ているというのはいい面だけでもなく、物件を掲載していると、とにかく電話、FAXが止まらなくなります。。。

物件について真剣に検討しているお客さんがいたり、自社での買取を検討したりと具体的な動きになればいいのですが、

「物件確認をお願いしたいんですけれど、、、」とただ物件が紹介可能かのみの確認作業や

とにかく自社HPに掲載する物件数を増やしたいだけの業者からの「広告掲載したいんですが、、、」

という電話がひっきりなしにかかってきます。

 

まず最初に私がとった対策は、販売図面にFAX番号を記入しないこと。

FAX番号を記入していると、容赦なく各社思い思いの書式の「公告掲載承諾書」がFAXされてきます。

それにこっちが手書きして広告承諾しないといけないんですかね?

こういう部分こそ業界の共通書式にしてください、聞こえてますか?全日さん、全宅さん!

そしてFAXされたくないから番号を掲載していないのですが、電話でそのことを逆ギレされたこともあります。

 

さて、次に潰さなければいけないのは、電話での物件確認攻撃です。

ただ、急ぎの案内等の可能性はあるので、電話番号を記入しないわけにはいかず、渋々ながら電話番号を書いております。

ただ、下の写真のようにマイソクの左上に、電話・FAX禁止と記入することで、無駄な電話を回避しようとしたのですが、それでも電話がかかってきます。

そのため

「物件確認よろしいでしょうか?」

の電話に対して、

「よろしくないです!」

と答えます。

 

電話するな!って書いてありますよね?って問いかけたところ、

「広告掲載については電話するなって書いてませんよね?」と言われ

そういうことじゃねーんだよ!とガチャ切りしたこともあります。

某大手仲介の新人女子、その返しは斜め上すぎた!!笑

 

また、大手には、物件確認の電話のみをする事務職もいるようで、物件確認不要である旨を伝えても、それがルールなんでと返されるので、そういう事務スタッフの電話番号は即着信拒否リストに登録されます!大手の変なコンプラやルールを中小企業に押し付けないでいただきたい!

 

特に月曜の午前中と木曜の午前中は憂鬱です。

こっちも仕事の電話をしたいのに、無駄な物件確認で電話がふさがれ、大事な電話がつながらないなんてケースも多々あります。

 

メールでの対応であれば、テンプレートのメールとzipにした資料を送付して終わりなので平和です。

 

ただ、メールで問い合わせをしてくる業者の中にも

 

「使用可能な間取図、写真データなどございましたら、こちらのメールアドレスに添付していただくか、御社HP、スーモなどネットにあるようでしたらそちらのURLを頂きたく存じます。」

 

などと「自分で足を動かさず広告掲載したいだけ」という意図がバレバレのメールを送ってくる業者もあります。

こういうメールは、ゴミ箱へ直行です。

 

ここまでお読みいただいて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、できることならレインズに物件掲載なんてしたくないんです!専用の事務スタッフがいる大手以外は。

ただ、大手は大手で、両手で決めたいから囲い込んでレインズに掲載しない、掲載していても「話入っているんで・・・」と言って紹介しないケースもあるのですが。。。

 

こうして、レインズに掲載することをせず、自分たちのインナーサークルで物件をまわす世界ができあがるのです。少ない人数で運営されている会社が多い不動産屋の自衛本能でしょう。買うかどうかよくわからない知らない業者の相手などしたくないんですよ。特に売れる物件の元付や売主は強いです!

ただ、物件の仕入れをする営業の立場としては、いかにそのインナーサークルに食い込むか?ということが大事になります。

 

「情報の非対称性はけしからん!レインズを一般開放しろ!」という不動産業者以外の方や、

「テックがあれば改善できる、レインズに変わる新しいサービスを」というテック系ベンチャー企業はこのあたりのことを考えるべきだと思います。

テックだAIだいう前に、我々は日々の業務と戦っているんです。

そのサービスに加入することで、事務手間が1/100になり、かつ高額で売れることが担保され、かつ市場でのマジョリティを確保しない限りそのサービスは流行りません!

 

もし、レインズが一般開放されたら、誰も物件を掲載しなくなると私は思います。

不動産屋という同じ言語、バックグラウンドをもっているはずの相手の対応でも骨が折れるのに、一般消費者の相手なんてできません。

 

ゆるーく使えるレインズがいい。とまさかのレインズ賛美で終わります。

 

愚痴にお付き合いいただきありがとうございます。

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

 

菅原

 

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