現地確認ポイント①(外壁の種類ご存知ですか?)

こんにちは。マーブル馬場です。
現地確認においてみるべきポイントで「外壁」をテーマに、本日から2回に分けてお届けします。
まずは外壁の種類について。
 
 
収益物件は皆さまご存知の通り、大きく4つの構造に分けられます。
 
・木造
・軽量鉄骨造
・重量鉄骨造
・RC造
 
この並びで物件規模が大きくなる傾向にございますね。(他の構造もありますが、、)
外壁建材もこの並びで、概ね下記に分けられます。
 
・モルタル壁
・サイディング
・ALC
・タイル
 
上から順に、木造→RC造に利用されていますが、まずは写真で見分けていきましょう。
 
 
 
モルタル壁
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
モルタル壁でも種類は分かれますが、こういった凸凹した壁です。ざらっとした仕上がりや、ツルッとした仕上がりもあります。
モルタルはセメントと砂と水で構成されており、左官により仕上げられます。ですから見ていくとつなぎ目がございません。木造からRCマンションまでみかけます。
 
 
サイディング
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
サイディングはセメントを原料とした窯業(ようぎょう)系から金属系まで種類がいくつか分かれます。 とにかくデザインが豊富で、模様や色も様々です。モルタル壁と窯業系サイディングの違いは、つなぎ目の有無で見分けます。 モルタル壁と違い、張り付けるだけなので、左官の必要がく安価に仕上げられますので木造、軽鉄アパートはこれが多いですね。
金属系サイディングは、キリッと仕上がりますのでデザイン重視の新築アパートでみかけます。
 
 
ALC

 

ALCとは軽量気泡コンクリートのことです。特に重量鉄骨マンションでよくみかけます。
サイディングとの違いは、その厚さ。それにより断熱性、遮音性、耐久力など性能の面でメリットがあります。 こちらも一枚ずつ張り付けていきますのでつなぎ目があります。
サイディングとの見分け方はパネルごとの大きさですが、パッと見で正確に見分けるのはなかなか難しいです。
 
 
タイル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
粘土を高温で焼き固めたタイル。もうパッとみでわかりますね。高級感や耐久力で他の建材と差をつけます。初期費用が高いので収益物件ではお金をかけたRC造でみかけます。
現物をみるとやはり存在感が違いますので、個人的に外壁タイルは大好きです。
 
 
 
以上、簡単な外壁の種類、見分け方でした。
次回はそのチェックポイントをお届けします。
 
 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

馬場順也

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