本当に焦りました。。。後編

こんにちは。マーブル馬場です。
時間が空いてしまいましたが、前回の続きです。
前編はコチラから↓

本当に焦りました。。。前編

さて、売主さんを目の前に登記原因証明情報に判を押さないと言われてしまいました。
そして私の携帯は、銀行と間に入っている業者からの連絡で鳴りやみません。
土壇場で判を押さないという、初めての経験でポカンと真っ白な頭に、プレッシャーがガンガンかかります。

 

 

埒があきませんので、一旦売主に時間をもらいまして、司法書士とともに退席しました。
この時点で時間は12時過ぎ。決済を行うにしても送金のかけられる15時までがリミットです。

 

さて、一旦売主の希望を整理すると「A→B→C」という3者取引であれば、OK。この取引が成り立ちます。 しかし、現時点で契約書は「A→B→C→D→E」という5者取引までいっておりますので、ここを整理しないとなりません。

こういった形はどうか。このパターンならどうか。本件をあきらめている司法書士のケツをたたきながら遵法性を打合せ致しまして、現在の契約形態を「A→B→C」まで簡略することに致しました。
つまり、「A→B→C→D→E」ではなく「A→B→E」とするものです。売主にも確信しまして承諾を取り付けました。

 

早速、契約を結んでいる各社に連絡をつけまして、状況説明。ヒートアップしている担当を何とか落ち着かせまして同意をいただきます。
同意をいただきましてからは、原契約の破棄を行い、新しい契約へまき直しです。
司法書士は登記原因証明情報の作り直し。私は契約書の作り直しの為にその場は別れました。書類が整い次第、売主のところへ集合です。

 

そのあとは、移動をしながら契約書を作成。各社に到着次第、その場で印刷と押印。真夏日のなか冷や汗をかき、靴ズレをおこしながら、まさに奔走しました。

 

書類を整えて、司法書士と合流したのが14:30
売主に印鑑をもらい、融資実行をかけたのが14:45というところでしたがギリギリ着金確認まで間に合いました。

ということで、なんとかこの取引をまとめることができました。


 

 

今回の取引で、改めて不動産取引の細かさを学びました。
とはいえ頭でっかちに法律知識で説得を目指すのではなく、限られた範囲でゴールを目指し、無事たどり着くことができたのはこれまでの経験によるところです。
仲介業者として、伝書鳩になるのではなく、取引のけん引役という意識がこの取引をまとめたと思います。

今後もあぐらをかかずに、勉強していかないといけませんね。

 

 

馬場
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