放置車両撤去の話①

こんにちは、マーブル馬場です。

本日は放置車両撤去のお話しです。
「地方収益物件には駅からの距離よりも駐車場の有無」なんて言われますけれども、地方物件となると広い敷地でその駐車台数が世帯数の200%以上という物件がございます。そういった物件を日々取引していますと、敷地内駐車場で放置車両に出くわすこともあります。

この放置車両。警察にいけばその所有者に連絡はしてくれるそうですが「私有地なので…」と撤去までは至りません。

 

撤去までの流れとしては、、

①陸運局にてその車両の所有者を調べる。
②所有者に内容証明郵便を出して、撤去を請求する。
③それでも撤去しなければ「土地(駐車場)明け渡しの本裁判」と「明け渡しの強制執行手続」。

①の段階で嫌気がさすほど面倒ですね。

そこで私は放置車両が発見された場合、専門業者さんに任せてしまいます。
ここで通常であれば撤去費用が掛かりますが、付き合いのある業者は鉄クズ代になりますので無料で持って行ってくれます。

 

 

さて、先日も仲介案件で敷地内駐車場に放置車両がありました。
この放置車両はナンバーが外されており、車検も切れています。しかしながら管理会社ヒアリングから既存入居者の車ということで、所有者は判明しました。既存入居者に話をつけに訪問いたします。

私「物件の美観の為にも、この車両の撤去をお願いします。」

入居者「わかりました、こちらも必要ないので持ってっちゃってください」

 

すんなりと話がまとまりまして、いつもの業者さんに撤去をお願いしました。すると数日しまして…

業者「馬場さん、コレ持っていけないですよ。」

私「え?どうしてです?所有者の許可は取れてますよ?」

業者「それが、差し押さえられているんです」

私「なんと!?」

 

引っ張るような話でもないのですが次回更新へ続きます。 笑

馬場

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