こんにちは。マーブル馬場です。
本日は、お客様からお話を受けまして、私の忘備録も含め記事を書きます。
―――――――――
賃貸繁忙期もラストスパートという折、こういった相談をいただきました。
「家具家電付きのアパートに退去がでてしまい、賃借人が全て持っていってしまった。賃借人は、入居の際のプレゼントだという認識でいるようで、返却を求めたいのだがトラブルにしたくないのでどうしたらいいかな?」
単純に返還を求めればいいんじゃないでしょうか。と答えましたが
「実は、賃貸借契約書に家具家電付きの旨、記載してないんだよね」
え⁉︎⁉︎
―――――――――
この方は専業主婦の自主管理大家さんで、入居付けは複数の現地不動産業者にお願いしています。それもあり、賃貸借契約のフォーマットは部屋によりバラバラ。概ね内容は似通っておりますが、ちょうどその部屋は家具家電の貸与の文言が抜けていたそうです。
これはさすがに、大家さんが不利かなぁと思いつつまずは、手元の賃貸借契約契約書一式を送ってもらいました。(そもそも、コチラは私が取引した物件でもないので、関係ない仕事ではありますが。。サポートしますかわりにブログネタに同意いただきました。)
確かに賃貸借契約契約書には「貸与」の旨は記載されておりませんし、家具家電について一切触れておりません。しかし、賃貸借契約末尾に閉じ込められた賃貸用マイソクに「無料レンタル!」の文言を発見。 これを基に、賃借人に返還を求める運びとなりました。
結論として、無事に家具家電が返ってきました。幸いにも、賃借人としてはなにも盗んでやろうという気持ちはなく、あくまで贈与という認識違いということでした。
これ、仮に賃借人につっぱねられれば面倒な話でした。家具家電自体が比較的高価ですから、通常であれば第三者に無償で与えるものではないと認められる可能性は高いでしょうが、取り戻す手間を考えると。。
これ、仮に賃借人につっぱねられれば面倒な話でした。家具家電自体が比較的高価ですから、通常であれば第三者に無償で与えるものではないと認められる可能性は高いでしょうが、取り戻す手間を考えると。。
契約書に記載するなんて当たり前の話でしょうと、皆さま思われるでしょう。
しかし怖いもので、入退去で契約に慣れてくると、なぁなぁで取引してしまうこともあるのかもしれません。
しかし怖いもので、入退去で契約に慣れてくると、なぁなぁで取引してしまうこともあるのかもしれません。
皆様も家具家電付きで募集する際は、どこからどこまでが貸与なのかしっかりと明記してくださいませ。尤も、管理会社一社に任せていれば起こらない問題だったかもしれません。素直にプロに任せる道も検討しないとですね。
みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。
馬場
※無料コンサルティングについて※
弊社では、毎日1-3名限定で面談を行っております。
収益物件購入・売却を検討されているお客様は、お気軽にお問合せページよりご連絡くださいませ。