外壁塗装の心得

こんにちは。マーブル馬場です。

このごろ自社管理物件やお客様に仲介します物件で外壁塗装の話が多く、塗装業者数社と打ち合わせをしております。そこで本日は外壁塗装の注意点をテーマにお届けします。

 

塗装を依頼し相見積もりを取りますと、施工面積、塗装単価、足場代など見比べるべき点がございます。特に3階以上の物件であれば、ほとんど足場を組む必要が出てきますが、この足場は建物規模が大きくなるほど負担が大きくなるので厄介ですね。

安くあげるのであれば『施工面積×塗装単価』『足場代』をたたく必要があるのですが下記がポイントとなります。

 

施工面積について
実は業者によって多少面積が変わってきます。それは業者により外壁の測り方が違うためです。基本的にざっと実測するわけですが、そこにはベランダ部分や窓がありますので平面に塗装するわけではありません。その凹凸を実測に掛け目を入れて算出するケースと、CAD積算システムを使い算出するケース。また建築時の立面図にスケールをあてて算出するケースがあります。
小規模アパートでは大きなズレはないでしょうが、これにより面積の増減が現れますので最終的な金額も変わります。
建て坪から掛け目を入れて大まかに算出する業者もおりますので、算出方法を確認して、施工面積を切り詰めましょう。

 

塗装単価について
塗料にはメーカーが提示している「希釈率」「塗り回数」「乾燥時間」などその塗料の効果を最大限に発揮する使い方があります。
これはカルピスと同じようなもので、分量を間違えれば味が変わってしまい、飲める回数は増えますがおいしくないわけです。品質を最大限に担保するために正しい使い方をする必要があります。
ここで安くあげたいと叩いた場合、ごまかされやすいのは、カルピスの「希釈率」ではなく「乾燥時間」です。これは工期に直結しますので、乾燥時間を無視してどんどん施工すれば単純に安く上がるわけです。
施主としては安く上がったのでOKと考えれるでしょうが、2~3年で不具合が現れるでしょう。ちなみに乾燥時間は夏期と冬期により違います。冬期では夏期の2倍の乾燥時間が必要とされます。

 

足場代について
まず足場を組むには資格が必要です。ちなみにこれはとび職の三種の神器の一つだそうです。
この有資格者の有無。そして足場機材を自社で持っているか。がポイントです。小さい業者では資格者から足場設置まで下請けに出すところもありますので、施工業者自社で足場を組めると安くなる傾向にあります。
ただ、この足場機材はレンタルが主流なので自社で機材まで抱えているところは少ないかと思います。

 

外壁塗装は施工後はぴかぴかですから気が付きませんが、数年後に違いが出てきます。
どうせやるならばその性能に重きを置き、金額だけで判断しない方が宜しいかと。

外壁塗装については、優良業者をご紹介できますのでお気軽にお問合せくださいませ。安く品質のいい塗装を提供致します。

 

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

 

馬場

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