地震保険でわっしょいわっしょい(後編)

こんにちは。マーブルの菅原でございます。
地震保険ネタの後編でございます。

前編をお読みいただいて、後編の更新をいまかいまかと待ちわびていらっしゃった投資家の皆様、お待たせしました。

前編はこちら

地震保険でわっしょいわっしょい

今回は、地震保険の鑑定に立ち会った話がメインとなりますが、時系列を追ってお見舞金の支払いまでの流れを整理したいと思います。

① 営業担当者と打ち合わせ。(11月10日ごろ)
保有物件の一覧、加入している保険内容を突き合わせて、調査依頼の申し込みをしました。
そして、調査会社の過去データと、気象庁の地震データを照らし合わせて、保険加入期間中に起きた地震で申請可能性がある物件がスクリーニングされます。
ここまで、約1週間程度の時間がかかりました。

② 物件調査(11月20日ごろ~1週間程度)
申請可能性がある物件(全部で8物件)について、外壁、基礎、柱等を調査員が確認します。
(調査については前編を参照)

調査会社がデータをまとめたのち、申請可能な物件の案内と保険会社への電話の仕方マニュアルが送られてくるまで、3週間ほどかかりました。
(これは弊社保有物件の中で、8物件依頼していたため、資料作成と判断に時間がかかったためだと思います)

③ 鑑定人による申請物件の調査。(12月26日、27日)

ここが今回のメインディッシュとなります。
ちなみに、保険の申請をしたのは合計5物件。
自分はオーナー代理として立ち合い、いくつか質問もされましたが、基本的には調査会社のスタッフがいるため、その資料(図面、損害箇所を記載したもの図と写真)をもとに、
被害箇所を当日、鑑定人が同じように写真を撮っていくという形になります。

そして、鑑定人は持ち帰った写真と図面をみて、被害箇所のクラックがいつの地震で発生したものなのか?
またその被害箇所が保険加入期間内の地震で入った損傷だとしたときに、その損害規模で一部損以上の認定がでるのか?という2点について判断をくだし、損害認定がなされるとお見舞金が支払われます。

 

 

注目の結果は

 

1勝4敗でした。

そして、一部損の認定を受けたものは、調査して中2日ほどで結果が出ました。そのスピード感には驚きました。

(このお見舞い金で私も売り上げが渋くても社員旅行に行けるはずw)

この物件だけ、保険会社が違っていたため、鑑定事務所も異なっていたということも、認定への影響が大いにあったのではと感じました。
否決された残りの4物件は、1月20日ごろに、電話にて保険金が払えない理由を懇切丁寧に教えてくれました。

④ お見舞金の支払いと調査会社へのフィーの支払い
お見舞い金は、保険会社からの電話に対して、支払先口座を告げると翌日には振り込まれてました。
そして、調査会社に結果をつげると、成功報酬支払の請求書がくるので、支払いを済ませ完了という流れになります。

今回の申請をして感じたポイントをいくつかピックアップすると

1. 地震保険加入期間が長い物件の方がいい。
ぶっちゃけ、どのクラックがどの地震かなんて、すべて写真をとっていて証明可能な投資家さんなんていないと思います。
特に弊社で保有する物件は3.11の震災後に購入したものであるため、3.11の損害であると主張したい保険会社側に対して、新規の地震でできたクラックだと証明し、お見舞金を得る必要があります。
そのため、新しいとも古いとも言いずらいクラックを発見し、それを、震災後の地震で保険加入期間に入ったものだと主張するためには、ある程度保有している必要があるように感じました。

2. 鑑定人と調査会社の関係性が重要
実は、一部損が認定された案件では、鑑定人と調査員が顔見知りでした。他の現場での話をしながら、ものの15分程度の調査(本当にちゃんと確認してるのか?というスピード調査)で一部損の認定がでました。
鑑定人も人間ですので、よく現場で会う相手、かつ大手調査会社相手には判定が甘くなるなんてこともあるのでしょう。

3. 大規模修繕をするタイミングで調査依頼すべき!
調査人、鑑定人ともに、自分で見えない部分のクラックは証明できませんので、調査可能部分を増やすことも重要です。
実際に調査人も、室内であればクロスが張っていない状態がベスト、外壁を見るには、塗装前で足場がかかっているタイミングがベストと言っておりました。
大規模修繕が迫っている方は、足場がかかっているタイミングで地震保険の調査ができないか?交渉してみてもいいでしょう。

以上、思わぬ大作になってしまいましたが、お付き合いいただきましてありがとうございます。

皆様の投資の一助になれば幸いです。

菅原

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