なるほどな、と感心した話

こんにちは。マーブル馬場です。

最近は、積極的に同業他社と交流を持つようにしております。
その中で「なるほどなぁ」という話を聞きましたので皆様にシェアさせていただきます。

 

この業者さん、群馬県太田市にある、(失礼ながら)小さな不動産屋の2代目社長です。
 店舗も(失礼ながら)お洒落な感じはなく昔ながらの色気のない造りです。
来店した印象では、それほど集客が強そうにも思えません。

得意とするのは高齢者や障害者、母子家庭といった生活弱者の入居斡旋です。
自社保有の単身者用アパートに生活弱者をドンドン入居付けさせているのだそうです。

 

運営ノウハウを伺いますと。彼曰く

 

「普通の単身1Kアパートに、ヘルパーさんに言われた通り室内に手すりを設けるだけ」

とのこと。手すり設置は費用にして5,000~15,000円ほどだそうです。

 

「大幅なバリアフリー改修をしちゃうと、かえって足腰が弱くなっちゃうからコレでいいんだよ」

モノは言い様ですが、一理あるかもしれません。

 

「孤独死も怖くないよ」

入居者に対しては、ヘルパーさんやデイサービスさんが訪問しますので、大家としてはかえって心配が要らないそうです。

 

 

病院を退院した後に、一般のアパートには、年齢や病気の関係で受け入れてもらえない。かといってサービス付き高齢者住宅は10万円以上で支払えない。入居が困難な層は地方都市でも結構いるそうです。

「これは管理会社、大家にとっては手間のかかるところだと食わず嫌いで敬遠しがちだけども、実際には手間は変わらない。だからウチが一人勝ちなんだよ」

うーんなるほど。賃貸市場でもまだまだ未開拓の需要があるんだなと感心してしまいました。

 

肝心の客付けですが、自社に来店するお客様はもちろんのこと、当初は病院前でビラを撒いて営業したそうです。 今では訪問介護業者とタッグを組んで、入居者を集めているとのこと。

見込み入居者情報は、何も不動産屋にしか集まらないわけではありません。例えば人材派遣業者とタッグを組んでもいいでしょう。
思わぬところにまだ見ぬ需要があるなと気が付きました。

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

馬場

※無料コンサルティングについて※
弊社では、毎日1-3名限定で面談を行っております。
収益物件購入・売却を検討されているお客様は、お気軽にお問合せページよりご連絡くださいませ。