こんにちは、マーブルの高野です。
ちょうど昨日の話ですが、弊社購入物件の決済が終わりました。
いい物件は、できるだけ仲介でお客様に買ってもらう考えで動いていますが、たまにはそうもいかないケースがあります。
例えば、売主が売り急ぎで融資特約がつけられない案件です。
今回の案件はまさにそれでした。
保有していたのは不動産業者でしたが、年明けに買主が決まったものの、最終的に買主に融資承認が下りず、今月に再販になったものです。
不動産の売買は決算直前での利益調整がしやすいため、法人が売主の場合は決算の都合で、どうしても決まった期日までに売買契約・決済をする必要があるケースは意外に多いです。
そのため、今回の再販では、確実に決済できる事が最優先されるため、価格をガツンと引き下げての売り出しとなりました。
こうなると、不動産業者の物件確認の電話や、買い付けのFAXが嵐のように殺到します。
「ウチは、現金で即決します!」
「弊社は、既にお客さんがいます。他社の札は断ってください!!」
「買い上げも含めて検討します!!!物件広告をすぐ落としてください」
今回の売主業者は収益物件に慣れていなかったようで、中間省略業者を中心とする総攻撃に辟易したと言っておりました。
本件では、価格修正後、即日15本の買い付けが入ったそうですw
今回は無事に決済ができたので良かったですが、融資特約なしで500万以上の手付を打つ時は、不動産屋の私も、さすがに少し考えました。
決まった期日までに融資承認が出ない場合、買主は支払った手付を放棄して売買契約が白紙解除となります。
これは、半分バクチみたいなものです。
私の知り合いでは、事前打診段階でほぼ融資が堅いとのことで、400万の手付を払ったものの、土壇場で融資が下りずに手付放棄せざるを得なくなった人もおります。
サラリーマンの方でかわいそうという話になり、半分の200万は返してもらったそうですが、、かなり痛い出費に変わりありません。
いい物件が出てくると、どうしても前のめりになってしまいがちですが、やはり「融資特約なし」の買い付けは経験者であっても、できる限り避けるべきと思います。
ところで今回は、収益物件ではあまり知られていない信金さんでフルローン近くの融資調達をし、購入することができました。
築古物件でも、事業計画を評価して長期で融資してくれる金融機関は本当に貴重ですね。
興味のある方はぜひご面談にお越しください。
みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。
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