こんにちは、マーブルの高野です。
私が初めて不動産を購入したのは今から約10年前、25歳の時です。
六本木からほど近くの旧耐震の区分マンションをリノベして住宅にしました。
80㎡超の間取りをスケルトンにして、デザイナーさんに部屋を作ってもらいましたが、
もともと和室があった部屋の天井を解体して3m以上の開放的なリビングに生まれ変わりました。
スケルトン工事をすると、ここまで部屋は生まれ変わるのかと驚き、この経験が不動産の面白さを知ったきっかけとなりました。
重要なのはここからです。
当時、物件を選ぶにあたり考えたのは、スケルトンにして自分の好きな居住空間を作ることもそうですが、
最も重視したのは、自分が住みつつも、売却した際に最低でも、購入価格程度で売却することができるかどうか、です。
この家は、気に入ったので10年間住みましたが、
仮にこれが賃貸の場合、家賃40万として10年間で約4,800万かかる計算になります。
一方、自宅を購入し、購入価格で売れると想定した場合、実際にかかる費用は下記項目の積算になります。
・管理費、修繕積立
・ローン返済における金利分
・固定資産税
・売買諸経費
個別性が高いので一概に何とも言えませんが、私の購入した物件の場合、これらの10年間の合計金額は1,500万もかかりませんでした。
住宅ローン金利が著しく低いため、比較的多くの物件で、同様の結果となるのではないでしょうか。
つまり、このケースでは賃貸だった場合と、実際に買った場合では、10年間で約3,300万円もの金融資産の差ができるということになります。
30代にもなると、会社の同期同士で、給与や役職の差が出てくると思いますが、
人生における不動産選択のインパクトは、そんなことがどうでもよくなるほど、大きな差を生むことが分かると思います。
正直なところ、サラリーマンを真面目に頑張って出世競争を勝ち抜いても、ここまでの収入の差がつかないのがこの国ですから。
あくまで個人の考えですが、家賃の高い東京に住んでいる方は、この点をしっかり認識して賃貸物件を選んだり、自宅を購入するべきなのかな、と思います。
・・・10年前、リノベした部屋に知り合いを呼んでパーティをしたところ、どんな考えで物件や部屋のデザインを決めたのか聞かれ、
「物件を買う前から売る時の事を考えて、買い手が付きやすい立地に、人気のある間取り・デザインを考えたらこうなった」と回答して、ドン引きされた事を思い出しますw
というわけで、自宅購入も立派な不動産投資!!ということをご理解いただけたらな、と思います。
みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。
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