自分の「信用情報」ってご存じですか??

こんにちは、マーブルの高野です。

みなさんは、ご自身の信用情報を調べた事がありますでしょうか。

 

現在、この国にはJICC、CIC、JBAと3つの信用情報機関があります。

この信用情報は、銀行が個人向けローンを貸し出す際にも必ずアクセスするデータベースです。

 

収益物件購入のヒントにつながればと思い、先日、自分の信用情報を3社すべてで取ってみました。

(若干手間はかかりますが、個人でも、それぞれ1,000円程度で取得が可能です。)

 

そしたら、なんと結構驚きのことが分かりました!!

 

巨額のカードローン枠:

収益物件をお持ちの方は身に覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、銀行は融資時にドサクサまぎれに「カードローンを作ってください」ってことをやるケースがあります。

「実際には使わなくて結構ですから・・・」などと言われ、大して気にもせずに契約してしまった方も多いのではないでしょうか。

私も、そのパターンでした。

 

今回気が付いてみると、○○銀行:限度額500万、xx銀行:限度額200万・・・など、すべて合計すると1,000万円超のカードローン枠を有しておりました。。。

これは、収益物件購入や住宅ローンの新規借り入れ時に、非常にマイナスな情報となります。

実際に使用していなくても、本来調達できる金額からカードローン枠分減額して与信評価している金融機関が多いそうです。

気づいていないうちにこういった枠を有している事がありますので、特に既に金融機関からの借り入れをしている方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

私は、気が付いて即日可能な限り、解約しに行きましたw

 

大量のクレジットカード登録:

これも身に覚えのある方はいらっしゃると思いますが、私のケースでは、はるか昔に作成し、存在すら忘れていたクレジットカードがいくつもある事が分かりました。。

これは上記3社の内CICのデータを取得すれば出てきます。

ただのカードであれば問題ないのですが、カードローン同様、クレジットカードのキャッシング枠は、当然ながら新規融資時にマイナスな影響を与えることになります。

 

これもできるだけ解約しましたが、なんせ手元にカードがないケースもあり、カード番号等が不明のため、一部のカード解約はかなり難航しました。。

自分がルーズだったのかもしれませんが、皆様もお気を付けください!

 

次に、3社それぞれのデータを見てみます。

(※あくまで個人の感想です)

 

JICC:

銀行やクレジットカード会社が利用しているデータベースです。

内容を見てみたところ、クレジット情報はCICの方が正確な気がします。銀行情報も借り入れ行が全て入っている訳ではありませんでした。(あくまで私のケースです)

借り入れ情報に関しては、当初借入額、年数、残債までしっかりと出ております。

 

面白いのは、このデータベースに情報照会した金融機関等の名前も分かることです!!

軽く融資を打診した金融機関がアクセスしていたりすると、「ちゃんと審査してくれてたんだ」と少し感謝してしまいましたw

 

CIC:

これは、信販会社を中心に登録されているデータベースです。

過去に作ったクレジットカードが生きているかどうかを確認するのに役立ちました。

また、太陽光パネル設置等で信販系ローンを組んだ場合も、ここに残債が記載されます。

意外だったのは、日本政策金融公庫の借り入れ情報・保証状況がこのデータベースに載っていた点です。

JICCやJBAデータベースに載っていないのに、なぜ信販系中心のCICのみ記載があるのでしょうか。

 

JBA:

名前が全国銀行協会というだけあり、メガバンクから地銀・信金まで情報が登録されていました。

・・・それにしても、フォーマットが見ずらいww

 

内容は、「かなり詳細に書いてあるんだなぁ」と驚きました。

当初借入額から、毎月の返済額とそれが履行されたかどうか、直近の残債額まで全てが網羅されています。

 

他のデータベースになかった材料としては、保証協会借入の残高の記載がある点です。

例えば、資産管理会社を設立し、保証協会付きで個人が連帯保証して融資を受けた場合等は、ここに載ってきます。

 

まとめ:

とりあえず分かった事は、ざっと下記3点でしょうか。

①不要なカードローン、クレジットカードのキャッシング枠が分かり一掃できる

②個人の住宅ローン・収益物件の借り入れ残高はほぼ把握できる(ものと思われる)

③法人借り入れの個人保証については、保証協会付き融資のみが把握できる

 

ここまでで、勘の鋭い投資家は、どのように借入を増やすかお分かりになったと思います。

 

・・・長くなってしまいましたので、また次回に!

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

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