屋根のせ太陽光、どんどん稼働開始してます!!

こんにちは、マーブルの高野です。

 

以前、こちらの記事で書きました「屋根のせ太陽光」の続編です。

前回の記事はこちら

私の保有物件で13件、金額にして約5,000万円の申請をまとめて行い、認定がおりたプロジェクトから稼働開始し始めました。

お声がけしたお客様からも好評を得ており、他に10件程度まとめて申請中です。

(少なくとも)1年通してみないと正確な結果は分かりませんが、今のところ計画通りに発電が行われており、どの物件も平均で利回り13%程は確保できそうです。

 

下記は、埼玉に保有するRC陸屋根の物件です。びっしりと太陽光パネルが敷き詰められています!

 

この物件は表面利回り9.5%に対し、今回設置した太陽光は14%程を見込んでおります。

物件売却時の利回りは現状8-9%程を見込んでいるため、利回りが高い収入があれば、その収入も合わせて8-9%で売却価格を算出することになるので、Exit価格のかさ上げが狙えます。

購入した年に事業認定を取っていれば買取価格も高く、もっと高い利回りになったのにと思うと残念ですが、これは仕方ないですね。。

 

さて、これから設置検討する方のために、今回、初めて太陽光の事業申請して気が付いた点です。

 

①依頼する太陽光施工会社は超重要

太陽光事業が稼働して収支が入るまでに、東電との接続契約を締結し、事業認定を受ける必要があります。

このプロセスはすべて太陽光設置業者に対応いただくことになるのですが、東電と経産省相手の役所対応なので不備になる可能性が高く、今までの設置経験が不十分な業者の場合、何度もやり直しになってしまい、時間ばかりかかってしまう事になります。

一括サイト等で値段の安い業者を探して依頼するのは、危険だと思いました。実際に、相見積もりを行い価格だけで業者選定し、いまだに事業認定が取れずにいる投資家の方もいます。

多少値段が高くても、過去の実績が豊富にあり、かつ、コミュニケーションを綿密に取れる業者を選定すべきかな、と思いました。

 

②融資はかなり引きやすい

前回も書きましたが、信販会社の提携ローンが一番手っ取り早いです。給与所得がある程度ある方でしたら、本当にあっさり融資承認となります。

15年固定、2.1-2.3%程度でフルローン引けるので、返済比率は50-60%に抑えられます。買い取りが20年固定のため、この程度のファイナンスが引けるのであれば申し分ないと思います。

上手くいけば、表面14%程で20年サブリース付きの物件を買うような収益性・安定性ともに高い投資になります。

 

③設置できる物件は60-70%ほど

私の保有物件やお客さんの物件でも、小型の木造物件は10kw分のパネルが載らず対応できない物件が結構ありました。

その他近隣に高い建物が建つ可能性がある物件もやめておいた方が良いです。

今回設置依頼したケースでは、3割以上の物件は設置メリットがないという結論となりました。このあたりをしっかりと伝えてくれる業者を選びましょう。

契約を取るために、無理やり10kw分のせた見積もりを作ってくる業者もいるようです。

 

今のところの結論としては、やはり設置できるのであれば、やるべきと思います。

今年度からシステム変更で事業認定までの期間が長くなってしまったため、10-11月までに申請しないと、来年3月までの事業認定に確実に間に合うかどうか微妙です。

不備がなくても最低3か月程度かかっているので、何か不備起こると想定すると余裕を見て11月末までには事業申請する必要がありそうです。

買取価格21円+taxで設置できるチャンスは、あと1-2か月程度のようです。

 

来年度の買い取り価格は20円を割って10円台に突入することが濃厚です。(19円程か?)

パネル代やシステム代の下落もだいぶ落ち切っているようですので、投資利回りを考えれば今期までの申請が望ましい感じがします。

 

みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。

 

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