こんにちは、マーブルの高野です。
本日は、ローン契約についてやってしまった話の続きです。
決済前日、銀行の担当者が上司と一緒に訪問いただくことになりました。
その間、担当者とのメールのやり取り等をすべて確認しましたが、やはり違約金についての言及はありませんでした。
契約当日まで違約金の有無について何も言及がなく、かつ当日も契約内容の確認もそこそこにすぐ調印に移ったにも拘わららず、契約書に記載があるという理由で払うことになるのか・・・・
これ、下記のような協会に相談したらどうなるのかなー
http://www.zenginkyo.or.jp/adr/
などと考えていたころ、銀行さんが来店されました。
銀行上席「この度は、ご迷惑をおかけしました。当行としてましては、やはり契約書に記載がある以上、お支払いただくことが原則です。」
わたし「え、、、やはりどうしても払う必要があるのですか。」
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銀行上席「ですが、(隣にいる)担当者に確認したところ、事前に違約金の旨を説明していないと言い、契約時にも条文を見せて確認していないということが分かりましたので、今回に限っては、いただかないということになりました。既に支店長からも承認をもらっております。」
わたし「なんと!? 本当ですか。」
反省しきりの担当者を隣に、上席の方は違約金の取り扱い方法について説明してくれました。やはりこの項目は後から揉めやすい点なので、ご自身が担当の案件は、違約金条項を別紙にしてお客さんに印鑑を押してもらっている事。今回のように契約書に記載する場合、第7条の右側にお客さん・銀行担当者双方の押印をすることで、違約金について合意済みと証明するなどの対応をしているそうです。
私自身、今回の件は非常に反省すべき出来事でした。
どんな理由であれ、印鑑を押せば契約は有効となります。そして、その責任は投資家自身にあります。
収益物件のローン契約において、金融機関は、契約書を事前には送付せず、契約当日来店した際にその場で渡して調印に入るケースが大半と思います。特に、最初から商品化されているパッケージローンであればなおさらです。
収益物件を扱う不動産業者がここまでアドバイスをすることはないと思いますが、やはり金銭消費貸借契約書のドラフトは事前に送付してもらい、投資家自身で内容を確認するべきと思いました。
つくづく、今回は取引銀行の誠実さに助けられたと思います。
担当者が、正直に自分のミスを上司に報告してくれた点。上司が銀行としての責任を認め、違約金を取り下げてくれた点。
少し乱暴な言い方になりますが、既に契約してしまっておりますから、客の交渉に応じないという選択肢だってあり得たはずです。
あー、あの銀行なら絶対払えって言われているだろうな、と頭に浮かぶ銀行もあるくらいです
え、この誠実で収益物件に対して積極的な金融機関はどこか知りたいですか?
その場合、是非ご面談にお越しくださいw
みなさまの投資の一助になりましたら幸いです。
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